インスタ集客で1800組予約獲得した「鮨てんび」仕掛け人に聞く。飲食店のSNS活用術

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2021年3月3日 - 3 min read

インスタ集客で1800組予約獲得した「鮨てんび」仕掛け人に聞く。飲食店のSNS活用術

ーSNS活用の極意ー

  • お店のターゲットにあわせてSNSツールを見極める

  • 「知ってほしい」という欲求がSNS発信の肝。インスタに向かない業態はない!

  • インスタ運用に近道はなし!継続は力なり。


「お店のPRのためにSNSアカウントを持っている」という飲食店も増えましたが、一方で「何を発信すればよいかわからない」「思うように反響が出ない」など、なかなか上手に活用できないという悩みを抱えているケースも少なくないのではないでしょうか。

2020年11月オープンの「鮨てんび」はミシュランプレートを獲得した名古屋の鮨店「すし昇」の大将である伊藤昇さんと、台湾まぜそば発祥の「麺屋はなび」を手がけた新山直人さんのコラボレーションによる鮨店。高級鮨のクオリティはそのままに、シンプルな価格設定で、高級鮨店には行きにくいという若年層の取り込みに成功されています。

「鮨てんび」の集客で主に使われたのはお店のInstagram(インスタ)。予約受付もインスタ経由で行われましたが、オープンから25日で、1800組以上の予約が入る異例の集客実績を成し遂げています(取材日時点での予約組数)。

同店をプロデュースした新山さんは、17歳から中華料理店で修業を開始。イタリアンやラーメン店でも経験を積み、29歳で独立開業し、「麺屋はなび」をオープンしました。「鮨てんび」は、友人でもある「すし昇」の伊藤氏の声かけで、鮨業態への参入を決めたと言います。

今回は新山さんに、集客のコツや情報発信の4大ポイントなど、インスタ活用について聞きました。


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「鮨てんび」公式Instagramはこちら
https://www.instagram.com/tenbi2020/?hl=ja

#鮨てんび #鮨 #寿司

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ターゲットに合わせたSNS運用で1800組超の予約を獲得


Q.「鮨てんび」での販促ツールに「Instagram(インスタ)」を選んだ理由は?


これまで「麺屋はなび」でも、mixiやamebaブログなど、さまざまなツールを使ってお客様へ情報発信をしてきました。鮨てんびでもインスタをはじめLINEやFacebook、TikTok、Twitter、YouTubeなどを使っていますが、Facebookは40~60代、Twitterは20~40代というように、それぞれユーザー層が異なります。インスタのユーザーで多いのは30代。「高級鮨をカジュアルに」という鮨てんびのターゲットにアプローチするには、インスタが適していると判断しました。

実際にどのように運用したかというと、オープン予定日の4~5ヶ月前にアカウントを作成し、フォロワー限定の予約枠を設けることでフォロワー数を増やしていきました。結果、お店の開業前に1200人ほどフォロワーを獲得することができ、オープンの半月前に予約枠を開放した時には、数日で500組の予約が。オープン後1ヶ月を待たずに予約は1800組を超えましたし、インスタ経由での予約はそのうち7割でしたから、反応もしっかり得られていると思います。

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投稿で新規顧客を引き付け、プロフィールに誘導。TableCheckリンクを貼り、スムーズな予約導線を構築。

新山直人直伝!インスタ活用テクニック インスタに向かない業態はない!


Q. インスタ映えを気にしすぎて、なかなか投稿できない…という声も聞きます。


「インスタ映えしない」という理由でインスタ集客ができないということはありません。それ以前に、自分のお店や出しているモノに自信があるかどうかを見つめ直してみてほしい。いいものを作っているなら、きっと人に知ってほしくなるはず。その「知ってほしい」という欲求はSNSで発信するためにとても大切なものなんです。ぜひ、どんな業態でもトライしてみてください。

【新山直人直伝!飲食店でのインスタ活用の4大秘訣】


【秘訣1】「投稿」ではお店の宣伝を、「ストーリーズ」ではお店の日常を

ずっと履歴の残る「投稿」と、24時間限定の「ストーリーズ」。僕はそれぞれ用途を分けています。投稿は自分たちのお店をまず知ってもらう内容を投稿しています。「おもしろそうだな」「フォローしておこうかな」と思ってもらえる記事を置いておくようにしています。ストーリーズは毎日のタイムリーな動きをシェアするところ。より自分たちを身近に感じてもらうために、今どんなことをしているのかを見てもらう場です。ストーリーズはインスタの中で、フォロワーに最もよく閲覧される部分ですので、投稿よりも頻繁にアップするのがおすすめです。


【秘訣2】お客様が自分のお店に何を求めているのかを考えて発信する

何を書けばいいかわからない、という悩みはないでしょうか。これは、お客様が見たいモノを発信するのが第一のポイント。お客様の見たくないモノは、いくら発信しても見てもらえません。お客様が自分のお店に何を求めているのかをしっかりと分析し、それに応える情報を提供することです。SNSは、お客様の役に立つ情報を発信する場。僕は、投稿を見た人が喜ぶような投稿を心がけています。また、インスタにはアンケートやコメント機能があります。お客様に直接「こんな新商品はどうかな?」と問いかけてみるというのも、お客様とダイレクトに繋がることができるSNSならではの有効な方法です。


【秘訣3】インスタ上に積み重なっていく「投稿」は財産になる

インスタ運用にゴールはありません。できるだけ早く始めて、ありったけの時間を使って続けていくものなんです。大変な面もありますが、インスタには日々の投稿が残ります。店主がお店やお客様と向き合ってきた努力の跡はそのまま残り、お客様が「だからこのお店が好きなんだ」と誇れるお店の証になっていきますよ。


【秘訣4】反応がない=興味がない。危機意識をもって、根気よく続けよう

インスタは、「いいね!」の数で見た人の反応がすぐに数字としてわかります。「いいね!」がつかないということは、見ている人が「冷めている」ということなんです。これには危機感をもったほうがいい。人気がないことにハラハラして、ではどうすればいいのかを考えることが大切です。とても根気がいるし、面倒だなと思うこともあるかもしれません。でも、くり返しになりますが、インスタ運用は続けることが何よりも重要。僕は「何のためにやっているのか」を書いて壁に貼るなどして、モチベーションを保っています。

インスタを続けるために。お客様を愛し、心の距離を縮めよう


Q. インスタ運用において、もっとも大切なことは?


インスタ運用は、とにかく継続することが大切です。思ったように成果が出ずに悩むこともありますが、まずはコツコツと毎日続けてみてください。

そして、愛されるアカウントをつくるために欠かせないのは、まず自分達がお客様を愛すること。飲食店のオーナーは、みんな自分のお店がどれだけ素敵かを知っているはずです。自分のお店や商品に自信があるからこそ、人に知ってほしい。お店に来てほしい…という気持ちになりますよね。でも、そこで自分本位の発信にならず、お客様(フォロワー)にとって有益なコンテンツ作りを意識し続けることが大事です。

インスタなどのSNSは、お店のPRだけでなく、フォロワーとのダイレクトなコミュニケーションにも役立ちます。弱音や失敗、挫折したこともシェアしてみるといいですよ。「店主も完璧な人じゃないんだ、でも頑張ってるんだな」と身近に感じて応援してくれるお客様が増えていくかもしれません。

最終的に、お店のSNSは誰かに見てもらって、お店に来てもらうことが目的。だからこそ、お客様が何を求めているのかをしっかりと見極めなければなりません。いろいろと実践しながら「こっちのほうがいいね!が多いな」「予想通りの反応が返ってきたな」と小さな成功を重ねることで自信もつくし、お店の強みやお客様がお店に求めている価値に気づけるようになるはずです。ぜひ、チャレンジしてみてください!

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